なのログ

だから見てて下さい・・・俺の・・・変身

FINAL FANTASY VII REMAKE をプレイしました

めっっちゃゲームの話だ。
原作世代かというと少しズレているんですけど、僕も世間と同じくプレイしました。


「エアリス生存」に懸けられたものが大きすぎる。


こんにちは。こんばんは。わたしです。

えー、と。やりました。とりあえずストーリークリアしました。
www.jp.square-enix.com

しかしまあ、このブログってゲームの話とかするんでしたっけ。

好きに書いてこその個人ブログということで好き勝手書くんですけどね。
いくつか分けてやっていきましょう。

※記事の後半はかなり最終章ネタバレみたいのがあります。ご注意くださいまし。
※書いてみたらほとんどキャラ萌え文章みたいになりました。本編考察とか的にはたぶん無益です。

FINAL FANTASY Ⅶ について

多分に漏れずね、好きなんですよ。僕も。

ぶっちゃけクリア後の今見ると「何言ってんだこいつ」になるんですけど。
プレイ開始当初は本当にこんな気持ちでした。
世の中には「ちゃんと目に焼き付けておけ」みたいなセリフがありますけど、そういう状態だと思います。

ここでシリーズの履修歴を自己紹介しておくと、

  • PS版 FINAL FANTASY Ⅶ
    • 家族のプレイを横から見ていたクチ。(たぶん当時小学生未満)
    • ゴールドソーサーだけゴリゴリにプレイした。
    • 解体真書(攻略本)が家にあったのでよく読んだ。
  • BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII-
    • ごめん全然知らん。
  • FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
    • 視聴済。このときのティファの宇多田ヒカルさん感がすごい。
    • たぶんこのときにリJENOVAとかセフィロスとかリユニオンとかをまともに認知する。
  • DIRGE of CERBERUS FINAL FANTASY VII
    • Youtubeでプレイ動画を見ました・・・(小声)
    • けどあんまり覚えていない。なんか敵にロリがいましたね。(?)
    • ヴィンセントさんが女子と絡んで人らしい感じになっていた気がします。妄想かもしれん。
  • CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-
    • かなりちゃんとプレイしたよ!!!(PSP世代顔)
    • そしてPS版本編を学び直して精神が死ぬ。宝条許せねえ。
    • たぶんこの「許せなさ」が、FF7の世界に入り込むトリガーだよね・・・という気持ち。

こんなんです。
加えて、気になった作品の設定をググり続けてしまう習性があるので、
2,3年に1度ずつくらいWikiを読み耽っては睡眠時間を吹き飛ばしながら生きていました。

まあそんなかんじで、書いていて思いましたが「なんか距離があるんだけど間違いなく好きな作品ではある」みたいな、どうやら作品からして益の薄いオタクですね。ひでえ。
あと、何らかの作品のファンになるとき、その世界への入り込みもそうなんですけど、僕自身は結構キャラクターから入ることが多いと思います。「キャラクターに弱い」と確信を持って言える。
なので、そういったところから、USJとのタイアップとかスマブラとかソシャゲコラボとか、随所に登場するクラウドさんやティファを見るたびに思い起こされていたと思います。

結果として、こういった発言をします。

はよゲーム進めろや。

クラウドさんについて

シンプルに言って、物語の解像度を圧倒的に上げてきたリメイク作品でした。

その結果、
第三勢力ジェシーがネタじゃなくなる(第四かもしれん)(ユフィ)とか
アバランチのテロ行為ぶりが強く描写されるとか
神羅上層の腐り具合が一層厳しくなるとか
アリスの恋愛上級テクのエグさが発覚とか、色々なことが起こりました。

そして当然のことながら、
我らが主人公クラウドさんも色々な表情を見せてくれました。

これが本当に大きかった。
ちなみにこの文章はジェシーティファエアリスとのラブコメ要素を中心に書こうか迷った上でクラウドさんを主題にしています。

これは自分のイメージなんですが、
ストーリー中盤までのクラウドさんは本当に「興味ないね」を貫くだけのものと思っていました。
今PS版を見直したら全然違うのかもしれないんですけど、まあそう思っていたわけです。

そのクラウドさんが、
初めこそ「興味ないね」「報酬を払え」「5秒後の自分を心配しろ」とツンツンしているわけですが、
ティファにだけ「(仕事を頼まれて)(誤魔化し気味に)報酬次第だ」「(表情を指摘されて)努力する」と応えるところから、
作戦を前に緊張するアバランチのメンバーにも「力を抜け」「スラムの心得その一だ(疲れたら寝ろ)」って言えたり、
ぶっちゃけカルトにしか見えないバレットから「頼りにしてるからよ」って言われたりする訳ですよ。

まあ作中で2日弱の期間での出来事なんですけど、それはよしとして。
ていうか今作の本編期間自体が4日チョイなので・・・。濃さがエグい。

これはティファを入り口として、ビッグス・ウェッジ・ジェシーの功績が大きいわけですが、
こうなってくると「やっぱクラウドさんって中身は思春期の男子なんだな(参照)」って思えてしまったりして尊い・・・。(オタク)

他にもこう、色々あるんですよ。
グイグイくるジェシーになんとも答えられないとか、
グイグイくるエアリスになんとも答えられないとか、
元気だそうとするけど目の前で泣いちゃうティファを(散々戸惑った挙句)やっと抱きしめられるとか。

ただの顔の良い奥手じゃねえか。

いやあ良かったですね。クラウドさんのことを改めてものすごく好きになってしまった。
本編中、クラウドさんがマテリアを片手で転がし続けるのを背景に選択肢を選ぶシーンがあるんですが、30秒くらい録画しましたもんね。愛玩動物に近い。

周囲のプレイヤーの反応も「あっ、クラウドが"仲間"とか言ってる!」みたいな感じで、全体的に人格面の評価のハードルが低いんですよね。 みんなクラウドのお母さんだよ。クラウディアさんって言うらしいですね!

初期のクラウドさんの設定とかを知らず「クールでスカした戦闘エリート」だと思っていたプレイヤーとかはそこそこ混乱したんじゃないかと思ったりもしました。気になる。クラウドさんに対する人々の気持ちが気になる。なんだこの文章。

(ネタバレ要素)ローブのアレについて

フィーラーのことですね。(目次があるので見出しに名前を書くのはマナー違反かなって・・・)

さて、初っ端からメタなことを言いたいんですけど、
僕は完全に「エアリス生存ルートを導入するためには」が初めからあったと思っています。

「初め」というのは、開発、というか企画の初めですよね。
「リメイク」と銘打ってストーリー本編を大幅に変えるというのはこれまでのFFには無かった(というか「リメイク」と銘打ったことが無かった?FF3とかもタイトルは変わらない)と思いますが、
そもそも「FF7をもう一度リリースするとしたら」を掲げた時に、ファンから強く望まれる項目がストーリーの根幹に関わりすぎるんですよね。だって悲しすぎる要素が多すぎるじゃん。宝条許せねえ。

といった前提の元、まあ企画の段階で賛否が無かったわけではないと思うんですけど、

  • 別のストーリーラインをなぞれるようにしよう
  • そのための設定や舞台装置が必要
  • フィーラー発案、原作PS版の存在も意味のある扱いに
  • 別の世界(線)の物語になる(世界線って単語ほんと便利)
  • そうなりゃもうザックスもビッグスも(たぶんジェシーも)生存あるで

っていう話ですよね。今作の追加エピソードや描写の詳細化とも別の所にある経緯です。

しかしこれ、改めて思うと「FF7のリメイクはスクエニ最後の弾」なんて言われるくらい時間をあけてのリリースとなったのも仕方ないなという気持ちになっています。
いやだってそんなホイホイ「作り変えました〜〜(^o^)/」とか言えんでしょ。当然プロジェクトのフットワークも重くなるし20年だって経つ。

さて、僕にとってはそんな風に見えているFINAL FANTASY VII REMAKEですが、既報の通り分作です。
しかも原作のボリュームを考えると4,5本はイケそうというのがよく聞く声です。

今作はリメイク作品として、方向性を見せびらかし扉を開け放した状態でのエンドとなりました。
もう皆さん知っての通り、別の世界線パラレルワールド・時空の話と捉えてよい状態です。

フィーラーの存在を乗り越えた今、これから続くシリーズは、ファンの望む、あらゆる形のFF7を見せてくれるはずだと思っています。
そこに僕は強く期待をしていて、今回で言う所の蜜蜂の館の掘り下げみたいなところも、世界の運命の変化も、全部を見せてくれると思っています。勝手な期待を全力の熱量でしています。
逆に望まない展開でも「まあこういう分岐もあったんやな」で良いんスからね

たぶんタイトルも変わるんじゃないでしょうか。
この後は「FF7R」を副題にするくらいでも良い気がしています。

1.5年に1本くらい出来ると嬉しいんですが、どうなんですかね・・・!

以上です。とりあえず「目に焼き付ける」ためにぼちぼち二週目チャプターやっていっているところです。好きだ。