なのログ

だから見てて下さい・・・俺の・・・変身

「異世界Git」を読みました

読みました。

gishohaku.dev

これのはなし。
・・・技術書、ではねえな?(わかってた感想)

--

バックナンバーです。

「デザインパターンなのに、エモい。」を読みました - なのログ
「AWSなのに、エモい。」を読んで書評を寄稿しました - なのログ

さて、著者本人から直接冊子を入手したのが既に一月半前の事なんですが、
ブログの更新をサボりすぎて今日になりました。やっていきます。

この本はなに

なんか……世界観の……説明の……本……?(まるで自信がない)(おい)
読むと、SourceTreeとかのツリー表示が生きて見えます。そんなことある?

主人公のコミットさん……じゃなくてミコトさんが、
樹木の失われた世界で、大穴《アビス》に潜ります。

いや著者も想定読者もメイドインアビス好きすぎなんですよ。全く。

いいところ

何かわからんけど冒険が始まる。
はじまりは鬱屈した先の見えない世界で、
終盤には冒険の先にみつけた不思議な光景が眼前に広がります。

で、その中で、Gitモチーフのなんかがいくらか出てきてフフる。

全体的に

・・・というようなお話を、

git commit したら、世界のどこかに木が生えるのでは?
誰も知らないところで、毎日ものすごい勢いえにょきにょき生えてるのでは?
もしそれが本当なら、そんな世界を見てみたい

(「まえがき」より)
こんなノリで綴ったおはなしであります。よし、つまり全部虚構だな?

具体的には、この「まえがき」の「誰も知らないところ」にカメラを充てた文章ですね。
タイトルのとおり「誰も知らないところ」は異世界なんだと思いますが、
めっちゃファンタジィーって感じでもなく、
「少なくともコンピュータとかソフトウェアって概念はなさそう」くらいに留まっております。

不思議な光景の描写は楽しくて、
個人的な脳内の映像としてはもののけ姫のいくつかのシーンと似たものを思い出していました。
なんか泉のとことか。あと透明な苗が育つとことか。もののけ姫に透明な苗あったか?

残念なところ

残念なところを書いてしまうぞ俺は。

「いいところ」に「冒険が始まる」と書きましたが、
冒険が始まったくらいで終わります。
不思議な光景が眼前に広がってちょっとしたくらいで終わります。

つまり続編があるという話なんですが、
まーかなり盛り上がるであろうタイミングで「では次回!」ってなるんですね。

「リーナスが Git を作った本当の理由」をさっさと教えろお前さあ!
ってなっているので、早いところ続きをやってください。待つ。

(個人的に期待している)Git概念と絡めた言葉遊び・設定遊びも、
ここからより活発になると思うところだったので、はよ続きしてもろて。

おわり

すいっと読みました。

念を押しますが、この本を呼んでもGitへの理解は深まりません。ていうかGitへの理解ってなんなんですかね。コミットプッシュチェックアウトできたらそれでいいよ。自分はVSCodeからやったらなんかハードルがかなり下がると思ってるよ。

脱線しましたが、とりあえず「続きはよ」に尽きます。書いてもろて。

ではまた次回。退職とか転職とかについて書きそう。(たぶん)